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zoom RSS 久し振りにピアノの発表会に顔を出す!

<<   作成日時 : 2009/12/31 19:14   >>

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教育大に行っている娘が、高校生のときにピアノを習っていた先生からの依頼で、ピアノ発表会の放送アナウンスを引き受けていたのが、その発表会前にわかった。

そもそも、先生と親との約束では、大学に入ったらピアノ練習を再開することになっていたのに、大学に入ると、コンパやらバイトやらで、忙しくてピアノの前に座ることは、殆どなくなってしまった。

ピアノが好きな親としては、こんなつらいことはない。

しかし、やはり大学生活に慣れるまでには、友達との付き合いが大切であるから、まあ、仕方ないなあ〜と理解していた。そんな事情でしたから、ピアノの発表会のアナウンスを引き受けたと聞いて驚いた。

以前は、娘の友人が放送部だったので、私も知っているその彼女に依頼していたのですが、まさか、自分の娘がよくもまあ今回、あっさりと引き受けたものだとつくづく感心してしまった。

あんな恥かしがり屋さんは、どこにいったのだろうか?

それで、送迎を娘に頼まれてしまった。ピアノの発表会と聞いたら、引き受けないわけにはいかない。先生には、お世話になっているし・・・それと、娘のアナウンスも気になる。大丈夫だろうか?

それで、迎えの時間を高校生の部が始まる頃にして出向いていった。

発表会は、お二人の先生の門下生と最後は、恒例の先生の模範演奏がある。今年は、娘の先生の番ではなく、もう一人の先生が、当番であった。

注目すべきことは、男子の出演です。彼の演奏は以前から聞いていますから、彼の努力と成長が見られるから他の聴衆も楽しみにしています。バッハとショパンを演奏してくれましたが、バッハを弾いたときのやわらかいタッチには感心しました。音大に合格したので今年が高校生最後の演奏だといっていました。娘より、ひとつ年下ですね。

殆どは、女性ですが大学生も混じって出演していました。ひとり、ショパンのバラードト短調を弾きましたが、この曲をピアノの発表会でうまく演奏しているのを聴いたことがないのでまったく期待していませんでしたが、なんと、しょっぱなから、ジーンと胸を打つものがあって、涙を流しそうでした。

しばらくこの曲を聴くことがなかったからなのか?

じっーと聴いていると、なんだか望郷の念が感じられます。

ショパンが遠い祖国を懐かしみ、とてもやるせない気持ちがこの曲に秘められている気がします。

ショパンの真摯な作曲で涙が出るのでしょうけど、彼女の演奏はとても素晴らしかったと思います。

後半は、やはり、女性には難しく、ベートーヴェン風の激しいタッチの右手のクレッシェンドが力不足でしたが、

でも、彼女はとてもよい感性の持ち主でした。

彼女は激しさの中にも、とても丁寧なタッチで音を紡いでいたのでとても感心しました。

このような演奏を生で久し振りに聴けて・・・とてもうれしかった。

まだ、大学生なのでこれからも、頑張って欲しいと思います。

バラードのト短調はショパンの曲で、私にとってもっとも好きな曲のうちに入っています。

終わった後、顔見知りでもないのに、ひと言、「あなたはとてもいいものをもっていますね。」と、思わず声を掛けてしまった。もちろん、曲を知らなければわからない程度の軽いミスタッチのことや、先程の後半の右手のことは、失礼だから言いません。

音楽でもっとも大切なのは、やはり、なんといっても、説得力ですから・・・それは、やはり、ピアノで語らせるだけの素晴らしい感性をもっているかで決まると思います。

肝心の娘の方のアナウンスは、カメリアホールで聞くと、まるで別人のような声を聞いているようで、本当にうちの娘かな?と思うほど変な気分でした。

幸いにも、娘は、ソツなくアナウンスが出来たようです。曲目、名前だけでなく、各演奏者本人の寄せ書き的なコメントの朗読もあったのですが、初めてにしては、度胸が据わっていたなあ〜とわが子ながら感心しました。

ピアノの先生とは、ちょっと、挨拶して帰りました。もちろん、以前、紹介してくださった声楽の先生が指導されている合唱団に入ってしまったことは、内緒です。

娘と一緒に家に帰ると、すぐに娘はピアノの前に座って珍しくピアノの曲を色々と弾き始めました。

そして、次の日の朝も、楽譜を引っ張り出して、ラフマニノフの鐘、ショパンの夜想曲、ベートーヴェンの悲愴と次々に弾き始めました。私が外の散歩から帰ってきても、まだ弾いていましたから、二〜三時間は、弾いていたと思います。

人の演奏を聴いて、どうやら、弾きたくなったようですが、いつまで続くやら、わかりません。

娘が家で弾いてくれることは、親として切ない望みなのですが、そのまま、そっと、しておこうと思います。

by 大藪光政














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